ナイトブラが流行っていますが、卒乳後・断乳後の胸にナイトブラって効果があるのでしょうか?
実は、卒乳後・断乳後こそ、ナイトブラをした方がいいんです!
その理由を詳しくご紹介していきますね。
もくじ
卒乳後にナイトブラをするとどんな効果があるの?
ナイトブラは、その名の通り、夜寝ている間につけるブラです。
日中につける通常のブラとは違って、締め付けがきつくないよう、ノンワイヤーでありながらも、寝ている間の胸をしっかりサポートしてくれるという優れものなんです。
どうして寝るときにブラが必要なのかと言うと、仰向けや横向きで眠ると、重力で胸が横に流れてしまうので、それを防いで、胸をきれいに保つのを助ける効果があるからなんです!
なるほど~!
でも、どうして卒乳後の方が必要になってくるのですか?
それについては、まず卒乳後の胸がどんな状態なのかを知ることが大切なので、卒乳後の胸の状態についてお話しますね。
卒乳後・断乳後の胸はこんな状態!
赤ちゃんが生まれてから、毎日栄養を送り届けてきた母乳ですが、卒乳・断乳すると、胸はしぼみ・下がってきますよね。どうしてこうなってしまうのか、詳しくお話します。
卒乳・断乳後の胸は”しぼんだ風船と同じ”?!
妊娠中~授乳期は、赤ちゃんに母乳をあげるために乳腺が発達するので、胸はどんどん大きくなりますよね。
このとき、胸の皮膚も一緒に伸びます。これが、卒乳とともに乳腺が後退して小さくしぼみます。
これはまさに、風船が一度ふくらんで、そこからしぼんだ状態と同じなんです。
一度伸びきった皮膚はなかなか元に戻らないので、皮膚があまってたるみ、しわしわになるんですよ。
なるほど!
ダイエットですごく痩せた人が、ウエストなどの皮膚が余ったのをテレビで見たことがあるよ!それと同じ感じなんだね。
卒乳後・断乳後、胸が下がってくるのはなぜ?
先生!私、胸がしわしわになるだけでなく、位置が下に下がってきた気がします!
うんうん、それは“クーパーじん帯”が伸びきっているからね!
“クーパーじん帯”ってなんですか?
胸の土台である筋肉と、胸全体をつないでいるゴムのような組織のことよ。
このように、クーパー靭帯がしっかり胸を支えてくれることで、胸をきれいな丸い形に保ってくれているんです。
授乳中、乳腺が発達することで、クーパー靭帯が引っ張られて伸びてしまいます。
そして、一度伸びきったゴムが元には戻らないのと同じで、クーパー靭帯も一度伸び切ってしまうと元には戻らないと言われています。
卒乳後・断乳後の胸に、ナイトブラが効果的なわけ!
ここまでお話したように、卒乳後・断乳後の胸は、
- 一度伸びた皮膚があまって、しわしわになる
- クーパー靭帯が伸びきってしまうことで、胸を上向きに支えられず位置が下がってくる
という状態です。
つまり、妊娠前と比べて、卒乳後は胸や皮膚がやわらかくなっているので、寝ている間に周辺に流れていってしまいやすいのです。
これが、卒乳後・断乳後こそ、ナイトブラが必要な理由です。
卒乳・断乳後の胸に効果的なナイトブラの機能~4つのポイント~
それでは、卒乳後・断乳後の胸に効果的なナイトブラの選び方をご紹介します!
卒乳後のナイトブラ選びで大切なポイントは、下記4つあります。
- カップの大きいもの
- ストラップが太いもの
- サイドベルトの幅が広い(脇高設計)もの
- パッド入りのもの
カップの大きいもの
卒乳・断乳後のふにゃふにゃになった胸をしっかり集めてカップに入れるため、3/4カップ~フルカップのものを選んでください。
カップが小さいと、せっかく集めた胸がカップに収まりきれず、横に流れてしまうので、できるだけカップが上まであるタイプを選びましょう。
ストラップが太いもの
ストラップは肩とバストをつなぐ大切な役割を持っています。ストラップは太い方が胸をしっかりと支えることができるので、できるだけ太いものがいいですよ。
サイドベルトの幅が広い(脇高設計)もの
いわゆるハミ乳と呼ばれる、バスト周辺の脂肪を、カップに入れ込むことができるよう、サイドベルトは幅が広いものを選んで、周辺の脂肪もしっかり胸にしましょう!
パッド入りのもの
ふにゃっとやわらかい卒乳・断乳後の胸をしっかり支えるために、パッドが入ったナイトブラがおすすめです。パッドは窮屈で苦手、という方もいるかもしれませんが、ナイトブラは就寝時に着用するために開発されているので、個人差はありますが、パッドがあってもあまり窮屈な感じはせず、着心地が楽に作られています。
この4つのポイントを踏まえて、ブラを選べばいいのね!
でも、ナイトブラって種類も多いし、結局どれがいいの?というあなたは、下記記事を参考にしてみてくださいね。
【3児のママが調査!】卒乳後の垂れてしぼんでしまった悲惨な胸におすすめなナイトブラ5選!
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